#001
ボランティアとは?
ボランティアの語源を辿ると中世の十字軍に参加した志願兵にさかのぼるともいわれています。
自分の利益をかえりみず、公共的な利益のために自分自身を捧げる、ということが、ボランティアの根本にあるようです。
ボランティアを特徴づける要素は何かといえば、「公共性」「自発性」「無償性」の3点に集約できます。
でも、例えば日常的な何気ない会話の中で、ボランティアという言葉がこんな使われ方をしていること、ありませんか?
「この仕事、予算が足りないからさあ、半分ボランティアだと思って協力してよ!」
「お願いされちゃいましたけど、それって、僕はボランティアなんですかね?」
ダメ、ダメッ!
「公共性」「自発性」「無償性」のうち、最後の「無償性」のところだけを取り出してボランティア、と使うのは、ブーッです。
ボランティア=タダ、ではありません!
受け身な気持ちで、いやいや引き受けるようなときに、ボランティア、という言葉をつかうのはやめましょう。
ここに、2つのフレーズがあります。
Why Should I help them?
Why Shouldn’t I help them?
上の文章は、「なんで私があの人たちを助けてあげないといけないの?」と言っています。
下の文章は、「なんで私があの人たちを助けてはいけないの?」と言っています。
上の文章は、口を尖がらして、面倒くさいことは御免蒙りたい、という人の言葉。
そして、下の文章は、心の中から生まれた自発性によって突き動かされた、ボランティアの言葉です。
あなたの中に「Why Should I 〜」という気持ちはありませんか?
でも、もしかしたら、何かの問題を目にしたときに、あなたが「Why Shouldn’t I 〜」と言い換えるような気持ちになっていったら、その問題解決の一歩目、かもしれません。
